好評のインタビューコーナー第二弾のお題はパズルゲームの代名詞ともいえる「テトリス」シリーズ。 現在好評稼働中の「テトリス ジ・アブソリュート ザ・グランドマスター2 PLUS」で「GM」ランク登場を記念して、三原氏が様々なトークを繰り広げてくれました。
第二回目は、アリカがテトリスシリーズを始めるにいたっての経緯を伺ってみました。
ストイックな部分、これは「漢(おとこ)のテトリス」ですね。段位のランキングがあったり、スピードの部分があったり、と。それと、「ごっつええ感じテトリス」の対戦部分が融合して、TGMが生まれたんです。 対戦のアイテムのコンセプトは、プレイヤーのレベルがどれだけ離れていても対戦格闘ゲームのように絶対勝てないのではなく、アイテムのおかげで勝てる可能性があってもいいのではないか……いやらしいですが負けた方にも言い訳ができる、とか。それでもう一回遊んでもらえるという。 そういった部分が「対戦の楽しさ」ですね。テトリスという誰もが知っているゲームをあらためて楽しんでもらう、というのも大事なことですから。
もちろん、原作のファンの方にも満足していただけるものを用意するのは当然のことですが、正直あれは面クリアのタイムアタックのパーツだけで何かゲームが作れないかっていう位作りこんでいますね。でも「ある意味それはそれで厄介かな」と思ったんですよ。調整の部分で。 面の構成なども、かなりこだわりましたし。実際にボツになった面は数えきれない位あります。かなり、厳選されたものだけを残していますね。